詰将棋バイアスロン
「詰将棋トライアスロン」と言えば駒場和男氏の『近代将棋』誌の連載だが、それとは関係のない話。
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夏期休暇を利用して宮城~山形に遊びに行ってきた。松島~山寺~蔵王~上山と芭蕉や茂吉の足跡をたどるような旅。
その途中天童のほほえみの宿滝の湯で一泊した。
滝の湯と言えば、渡辺-羽生の竜王戦第七局が行われた場所。
あの死闘は僕のような「指さない、詰めない、ちょっとだけ作る(?)」将棋ファンにも鮮烈な印象を残している。
ロビーには大きな盤駒が。…とはいえ、特に将棋をアピールポイントにしないのが奥ゆかしさ。
料理もおいしいし、夜通し入れる温泉(露天風呂つき)には湯上りにビールのサービスがあったり、こまやかなサービスが心地よい。宿代もリーズナブルですばらしい。
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一泊して朝、街中にある詰将棋を見るべく外出。天童駅まで歩く。
あったあった、電柱の詰将棋。
参照: 将棋の町天童の詰将棋( 詰将棋メモ)
旅の記念に解きながら歩く。
作品の出来栄えはマニア的には満足できないにせよ、ひどいというほどでもない。
短編なので足を止めるのは数秒。とはいえ、ちょっと悩んだ作品もあった。

4手目までは一目だが、なぜかそこで行き詰って1,2分考える。
最終3手はあまり見ない手順。こういう平凡だけど見慣れない手順というのは盲点になるものか。
特に難しい作品はなかったが、8時前とはいえこの酷暑の山形。天童駅についたときは汗だく。
最後に駅前の路面に刻まれた作品。すぐに詰んだが何だか手順がおかしいのでしばらく悩む。図面を見直して納得。

暑くて辛かったが楽しめた。滝の湯に戻ってまた温泉につかったのは言うまでもない。

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詰将棋には珍しい屋外イベントとしてこんなのはどうだろう。
電柱に詰将棋を貼って解きながら進んでタイムを競う。解かなければ次に進めない、というのでもいいし、解かなければペナルティでタイムに加算されるというのでもいい。
距離と問題数・難易度などを調整すれば、解くのが得意な人も走るのが得意な人も楽しめる。宮田五段に勝てるかも…?
題して「詰将棋バイアスロン」。
いつか天童で詰将棋全国大会が開かれるといいな。また滝の湯に泊まりたい。
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ところで、盤面の一部が見えない電柱もあった。とても残念だ。せっかくの名物なのだから大事にしてほしい。

全詰連でテコ入れして作品を定期的に貼り替える、とかすればどうだろう。
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